税務署に何か届出をすると聞いたのですが
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質問
 会社を設立した後は税務署に何か届出をすると聞きました。どうゆう届出ですか?

回答
 会社ができると、
税務署と都道府県税事務所と市区町村役所の2箇所又は3箇所にそれぞれ「法人設立・設置届出書」を出す必要があります

 まず、「法人設立届出書」ですが、これは会社の住所名前を書けば結構です。

 次に「
源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書」についてです。
これは、会社になったら会社が給与から所得税を源泉徴収して毎月払っていますが、それを半年に1回(毎年1月20日と7月10日)でいいように設定する書類です。
毎月払う場合は、源泉徴収した金額を翌月10日までに税務署に支払います。
 翌々月から適用ですから、今月と翌月は半年特例は使えません。毎月の作業は手間ですので、早く提出したいところです。


青色申告の承認申請書」は、決算が赤字でも5年以内は繰り越せるというもので、創業の会社にはたいへん有利なものです。設立後3ヶ月以内か、それより短い決算期なら1期目の最終日までに出す必要があります。
 これも是非出しておきたい届けです。

また「
給与支払事務所の開設届出書」もあります。

消費税を簡易課税を選ばれる場合は、その届も必要です。こういったものを税務署と都道府県税事務所と市区町村役所の3箇所、(東京だけは2箇所)出す必要があります。
   
 会社を設立することを社長さんがたは目指しているので、設立後、銀行口座ができて一安心という方が多いのですが、この届けまで出して一区切りというころでしょうか。

 税務に馴染みのなかった社長さんにとっては、少々とっつきにくい書類ですね。ただ、税法は皆さん同じように適用されますから、会社設立届を知らずに提出しなくて損をしたというのは避けたいですね。


税届書は期限も意味もまちまちです。設立後すぐに手続きをしたいところです。できれば会社設立1ヶ月〜2ヶ月を目安にお出し下さい。
 
 税務届のページにリンク

税務関係はかなりややこしいと思います。これこそ何でもご質問下さい。お電話03−5480−1715 荻原まで。
 
会社設立ナビゲーター
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